【台北の朝、僕は恋をする】あらすじと考察

台北の朝、僕は恋をする映画

恋人がパリに留学して寂しい思いをしているカイは、フランス語の勉強をするために通っていた本屋で女性店員のスージーと出会う。

おすすめポイント

  • おすすめポイント①:台北の街にいるような臨場感
  • おすすめポイント②:恋と冒険のロマンチックな夜
  • おすすめポイント③:キュートなダンス

こんな方におすすめ

台湾に行ってみたい方。恋の素晴らしさを思い出したい方。

作品概要

  • 公開:2010年
  • 制作国:台湾・アメリカ
  • 上映時間:85分

キャスト

  • ジャック・ヤオ
  • アンバー・クォ
  • ポール・チャン
  • カオ・リンフェン
  • クー・ユールン

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【台北の朝、僕は恋をする】のあらすじ

台湾で暮らすカイ(ジャック・ヤオ)はパリへ留学する恋人を見送った後、実家の食堂を手伝いながら寂しい毎日を送っていた。
そこでカイは本屋に通い詰めてフランス語の本を熱心に読んでは、恋人の留守番電話にフランス語でメッセージを残してみるが、いつまで経っても返事はない。

ある日、いつものように本屋で座り込んでフランス語を勉強しているカイに、店員のスージー(アンバー・クォ)が話しかけてきた。
彼女は毎日通ってくるカイのことが気になっていたのだ。
カイが「いつか恋人のいるフランスへ行きたい」と話すのを聞いて、スージーは少しガッカリしたものの、そんなカイのことを応援しようと思った。

ところが、カイは恋人から突然別れ話を切り出されてしまう。
カイはショックを受け、彼女の気持ちを確かめるためにパリに飛んでいきたかったが、渡航費がないため不動産屋の社長をしている叔父パオ(カオ・リンフェン)に借金を申し込む。
するとパオは、ある場所に行って小包を受け取り、それをパリに運ぶことを条件にカイに費用を貸すことにした。

パオには不動産の仕事を手伝わせている甥ホン(クー・ユールン)がいるが、彼は従業員たちを仲間に引き入れて強盗をし、警察官に追われていた。
カイが受け取る小包のことを知ったホンは、パオに内緒でその小包を横取りする計画を立てる。

一方、ホンたちを追う警察官には、一緒に暮らす恋人がいた。
しかし、仕事が忙しく自分本位な彼に愛想が尽きた彼女は、ある日突然家を出て行ってしまう。

ホンの仲間から狙われていることを知らないカイは、パリに旅立つ日の前夜、親友のカオ(ポール・チャン)を誘って街に出かけた。
そして小包を受け取った後、食事をしようとブラブラしていると、屋台で食事をしているスージーを見つける。

大勢の人が行き交う街を歩く3人。
するとカオがその場を離れた隙に、カイとスージーはホンの仲間に襲われる。
やっとのことで逃げ切った2人は狙われているのが小包だとわかり、パオに電話するが話をすることができない。
その後、カオがホンの仲間に拉致されるところを目撃。
結局、小包とカオを交換することになった。

ホンたちと一緒にいたところを警察官に見られたカイとスージーは、警察官からも追われていた。しかし自分の恋人が他の男と歩いているところ偶然目にした警察官が、2人を置いて彼女の後をつけていったので、何とか逃れることができた。
警察官は恋人とその男を問い詰めるが、彼女は結論を出さないまま自分の家に帰ってしまう。

その頃拉致されたカオは、隠れ家でホンの仲間たちと餃子を食べながら麻雀をしたり恋愛相談をするなど、打ち解けた関係になっていた。
そこへホンがやって来て、人質と仲良くしている様子を見て激怒。
カイに電話をかけて、小包を渡さないとカオを殺すと脅し場所を指定する。

カイとスージーはその場所へ行くが、カオはおらず、小包を奪われてしまう。
そこで2人は彼らの後を追って隠れ場にたどり着くが、捕まってしまい、カオと一緒に縛られていたところへ、ホンの言動を怪しんだパオが到着。
ホンから小包を奪い返し、警察に引き渡した。

小包の中身は、若い頃のパオが恋人と一緒に写っている写真が入っている写真立てだった。

そうして無事に解放された3人。
カオはバイト先に戻り同僚の女の子に勇気を出して告白しようとしたが、結局言い出すことができなかった。
カイは実家の食堂でスージーに料理を出した後、タクシーに乗って空港へと向かった。
スージーは寂しそうに家に戻った。

翌日スージーがいつものように本屋で働いていると、カイが現れた。
カイはパリに行くのをやめて、スージーに会いに来たのだ。
カイの視線を感じて笑みがこぼれるスージー。
そして幸せそうな2人とその場にいる人たちは、みんなでダンスを踊った。

【台北の朝、僕は恋をする】の考察

観光めぐりとは一味違う台北の魅力を感じさせる作品。
台北に住む庶民の日常や街並みをカラフルでポップに描き出し、それまでの台湾映画のイメージを覆したオシャレなラブストーリーです。

また、事件に巻き込まれたカイとスージーが夜の街を走ったりバイクに乗ったりするシーンは疾走感にあふれ、非日常的な体験を通じて2人が少しずつ距離を縮めていく様子がロマンチックです。
彼らはきっと「このまま朝が来なければいいのに」と思っていたことでしょう。
ひと晩で恋に落ちる初々しい2人に、胸がきゅんとしてしまいます。

2人が本屋で出会うというシチュエーションも、フランス映画のようでステキですね。
流れる音楽もジャズ風で、アジア映画を観たことがないという人でも、違和感なく楽しむことができると思います。

そして、台湾といえば屋台グルメが有名。
この映画の中でも「夕飯を食べに出かける=屋台が並ぶ通りをブラブラする」という台湾人の暮らしぶりが描かれ、見終わった後は水餃子や麺類が食べたくなること必至でしょう。

印象的なのは、コンビニで一緒に働く女の子に片思いをしているカオが、「兵役に行く前に告白すべきかどうか」と悩んでいるところです。
実は、台湾にも18歳以上の男性を対象とした徴兵制度がありました。
この制度は2014年に廃止となり、その後は制度が見直されて、2019年からは完全志願制になったようです。

マイペースでのんびりしたカオの口から「兵役」という単語が飛び出すので、一瞬ギクッとしてしまうシーンですが、このセリフがあることでリアリティが感じられ、恋の悩みにも説得力が出ますね。
周りから叱咤激励されて勇気を出そうとしたのに、結局言い出せないカオが、何だかいじらしいです。

 

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そんな初々しい気持ちを思い出させてくれます。

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