菅田将暉吹き替えで話題の【シャザム!】あらすじと考察

5.0
シャザム!映画

DCコミックが原作の作品です。「体はオトナ、中身はコドモ」のキャッチフレーズと、はじけるような笑顔のシャザムが印象的なポスターに見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。

日本語吹き替えを菅田将暉が担当したことでも話題になった作品です。

 

おすすめポイント

DCコミックらしい荒唐無稽さがありながら、実にアメリカ映画らしい力強さと明るさに満ちています。吹き替え版の方がセリフのおもしろさが伝わってきます。

  • おすすめポイント①:アメリカ映画らしい強引なまでの明るさに癒されます
  • おすすめポイント②: 少年らしいヒーローへの憧憬っぷりがかわいい
  • おすすめポイント③:マーク・ストロング演じるサデウス・シヴァナの闇がスゴイ

おすすめポイント①:アメリカ映画らしい強引なまでの明るさに癒されます

育ってきた背景があまり明るくはないビリーが主人公なのですが、引き取られる里親の家庭が有無を言わせぬ明るさ。あんなに反発していたのにわりとすんなりなじんでしまうビリーにびっくりするかもしれませんが、「そんなこともあるよね」と思わせる力強さがあります。

おすすめポイント②: 少年らしいヒーローへの憧憬っぷりがかわいい

ビリーがシャザムとなって、最初は戸惑いまくります。しかし、引き取られた家にいた義兄弟のフレディは大のヒーローマニアで、彼の協力でシャザムは自分に備わっている能力を知ってゆきます。この「ヒーローチェック」のシーンが見もの。とても子どもらしく、思春期ならではの反応がとってもかわいいです。

おすすめポイント③:マーク・ストロング演じるサデウス・シヴァナの闇がスゴイ

幼い頃、先代シャザムに勇者候補として選ばれたものの、純粋ではないことを見抜かれて候補から外されたサデウス。幼い頃から家族との間には冷たい溝があり、それが彼を勇者に固執させています。マーク・ストロングはその闇を見事に演じ、「この環境で育ったんならこんなにこじれるのも仕方ないよね」と思わせます。終盤のシャザムとの闘いで見せるこじらせぶりも注目ポイントです。

こんな方におすすめ

DCコミック原作の映画が好きな方にはオススメ。

20代から40代までのバットマンやスーパーマンを観て育ったという方にもオススメです。吹き替えを菅田将暉が担当しているので、菅田ファンにも観てほしいです。よく聞かないと分からないかもしれませんが、ふとした時に「あ、菅田くんがいる」と思えます。

作品概要

  • 公開:日本公開2019年4月19日
  • 制作国:アメリカ合衆国
  • 上映時間:132分

キャスト

  • ザッカリー・リーヴァイ
  • アッシャー・エンジェル
  • サデウス・シヴァナ
  • ジャック・ディラン・グレイザー
  • ジェイモン・フンスー

【シャザム!】はアマゾンプライムは399円でレンタル可能・U-NEXTは550ポイントで視聴可能です。

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【シャザム!】のあらすじ

ビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)は、かつて母と遊園地ではぐれてしまったことから児童養護施設で暮らす14歳。

これまで、いくつかの里親家庭に引き取られたものの、いずれも長続きせずに施設に戻ってきていた。それというのも、彼はずっとはぐれてしまった母親を探して無断外泊を繰り返し、里親に馴染む様子もなかったからだ。

そんな彼が、最後のチャンスと沢山の里子を引きとっているバスケス夫妻のグループホームに引き取られた。

そこには、メアリー、ペドロ、フレディ、ユージーン、ダーラという義兄弟がいたが、ビリーはやはり誰とも馴染もうとはしなかった。

彼は母親探しをバスケス家に入っても続け、たびたび帰宅が遅くなる日々を過ごす。

そんなある日、彼は学校でトラブルを起こして地下鉄に飛び乗ると、魔術師シャザムの元に運ばれる。そこで魔術師シャザムから、自分の力を引き継げと言われてしぶしぶ言うことを聞くビリーは、大人の体に変身し、スーパーヒーローの衣装を身につけていた。そして返信解除の方法を知らないまま帰宅し、ヒーローオタクのフレディに助けてもらい、なんとか元に戻る。

一方その頃、シヴァナはビリーの前に魔術師シャザムのところから奪ってきた7つの大罪を体に宿らせ、自分を遠ざけていた父と兄に復讐に向かっていた。その時、ビリーが勇者となったことに気付き、ビリーを殺しに向かう。

ヒーローチェックを行い、それなりに楽しんでいたビリーとフレディ。しかし、シヴァナの登場と、フレディとの約束を反故にしたことで関係は危機に陥る。ビリーはユージーンが突き止めた本当の母親の居場所へと向かい、また一緒に暮らそうと考えるのだが…?

【シャザム!】の考察

この作品は、子どもがどれほど傷つきやすく、そしてタフなのかということが繰り返し描かれています。

ビリーは実は母親とはぐれたのではなく、母親がわざと遊園地に置き去りにしたのだという事実に深く傷つきますが、今の里親家庭にいる家族の温かさに救われ、その一員になることを決意します。

また、子どもらしい嘘や見栄が随所に観られ、「子どもってこういうことする生きものなんだよな」となんだかしみじみさせられますし、愛おしさがこみあげてきます。小憎たらしいところもある子ども達を辛抱強く支えるバスケス夫妻も、実は養護施設出身。「自分達がしてもらったことを返してゆく」という精神は実にアメリカ的で、学ぶことが多いです。

複雑な環境の中で、しかし物事は思いのほか単純なものなのだということを、ハチャメチャな展開の中でも教えてくれる、観た後はスカッとする作品です。

 

この映画が気に入った人にオススメの映画!

ファミリー映画に分類できるこの作品。

ほのぼのとした中にも、主人公の成長や周囲との関係が育ってゆくプロセスが魅力的です。

この雰囲気をまた味わいたい方にオススメなのはこちらです。

『スパイダーマン/ホームカミング』

アベンジャーズシリーズにも登場するスパイダーマン。トム・ホランドが演じるピーター・パーカーは、これまでのスパイダーマンの前2シリーズとはまったく趣の違う少年と青年の間にいる存在。彼の成長が楽しい作品です。

『グレイテスト・ショーマン』

ミュージカル映画に分類される作品なので、ミュージカルが苦手な方には「えっ」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。ミュージカルが苦手な方にも楽しめる作品です。

実話を基にした作品なので、ストーリーの芯がしっかりしていますし、興行師として、人間として成長する主人公と、一緒に成長してゆくサーカスのメンバーとの関係が育ってゆく様子が感動する作品です。圧倒的な歌唱力のキャストの歌にも注目してほしい作品。

『ペイ・フォワード 可能の王国』

「誰かによいことをしてもらったら、次の人に渡してゆく」というアイディアを実行し続けた少年と、その家族の物語。ハーレイ・ジョエル・オスメントの子役時代の名作です。バスケス夫妻の考えと、『シャザム!』全体に漂う優しさの基盤を理解できる作品です。

 

『シャザム!』は一見すると荒唐無稽なDCコミックでしかないのでは、と思われるかもしれませんが、観方によってはなかなか深い作品です。

観終わった時には、人にやさしくしようと思える、そんなあたたかい作品ですので、ぜひ観てみてください。

 

【シャザム!】はアマゾンプライムは399円でレンタル可能・U-NEXTは550ポイントで視聴可能です。

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