【告発】はケビンベーコン主演の名作映画。あらすじ&感想

告発映画

ザ・ロック、監獄島とも呼ばれるアルカトラズ島にあったアルカトラズ連邦刑務所で、日常的に行われていた囚人への虐待を、若手新米弁護士が告発し、同刑務所を閉鎖に追いやった実話を基にした作品です。

序盤は、刑務所内の非人間的な虐待に怒りと哀しみを感じるが、弁護士役のクリスチャン・スレーターと囚人役のケヴィン・ベーコンが面会を重ねる内に友情に近い感情を持つ心の交流に感じ入ることが多くなるヒューマンドラマです。

 おすすポイント

  • おすすめポイント①:ケヴィン・ベーコンの迫真の演技
  • おすすめポイント②:人間らしさを取り戻す過程の描写

こんな方におすすめ

世の中の不条理に怒りを覚えている方、絶望の中に希望を見いだしたい方。

最近、泣いていない。泣きたい方には特におすすめです。

 作品概要

  • 公開:1995年
  • 制作国:アメリカ
  • 上映時間:122分

キャスト

  • クリスチャン・スレーター
  • ケヴィン・ベーコン
  • ゲイリー・オールドマン
  • エンベス・デイヴィッツ

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【告発】のあらすじ

孤島に作られた脱出不可能で有名なアルカトラズ連邦刑務所で、囚人ヘンリー(ケヴィン・ベーコン)は日常的に看守達から虐待を受けていた。リーダーは、副所長のグレン(ゲイリー・オールドマン)で、家庭や仕事のストレスを全てヘンリーへの暴力で晴らしていた。ヘンリーは幼い頃に両親を亡くし、飢えに苦しむ妹と生きる為に5ドルを盗んだ罪で25年の懲役の判決を受け、アルカトラズに収監された。一度、脱走を試みたが囚人仲間の裏切りで失敗し、3年もの間、独房に閉じ込められた。外に出られるのは1年の中で30分だけ。光のない独房で蜘蛛だけが彼の友達であった。この独房での描写は、見ているだけで心がきしむ。

ようやく独房から出られたヘンリーにグレンは、二度と脱走できないようにと、アキレス腱を切る。独房での3年あまりの過酷な仕打ちに、アキレス腱の断裂で異様な歩行しかできない身体になる。

ある日、ヘンリーは食堂で、自分を裏切った囚人を見かける。スプーンを持ったまま彼に近づき首を刺し殺した。その事件の弁護人としてジェームズ(クリスチャン・スレーター)が現れる。人間らしさを失ってしまっているヘンリーとの会話は、ほぼできず、弁護の仕様がないと焦りを感じるジェームズは、先ずはヘンリー自身の話を聞くことから始めた。妹がいること、野球が好きなこと、そして日常的に行われているここでの虐待の事…面会を重ねる毎に、ヘンリーは人間らしさを取り戻していき、ジェームズはここでの扱いがヘンリーを殺人者にしたと確信していく。そして、アルカトラズを告発することに決めた。虐待の事実を裁判で明かし、刑も軽くなるだろうと予測していた矢先、ヘンリーは突然、死刑にしてほしいと懇願する。刑期が短くなっても、ここでひどい仕打ちを受けることに絶望していた。そんな彼の願いを受け入れることはジェームズには出来なかった。正義感の他にこの裁判に勝ちたいという欲、ヘンリーへの同情、そんな複雑な感情が入り乱れていた。裁判は進み、公判最終日がやって来る。

証言台でのヘンリーに質問攻めにしていくジェームズ。「死刑にしてほしい。」それ以外は口にしなかったヘンリーだったが、最後に「あそこに戻るくらいなら死んだ方がマシだ」と叫ぶ。この一言で過失致死罪となり、裁判に勝った。ヘンリーは、アルカトラズに戻り、独房へ入れられる。

ただ、その立ち姿は以前のヘンリーではなく、背筋を伸ばし自信に溢れていた。勝利への自信でもあり、自分を取り戻した自信でもあった。

しかし、その3日後“VICTORY”の文字を刻み、ヘンリーは生涯を閉じた。

【告発】の考察

序盤の独房のシーンは、見るのが辛い映像ですが、ケヴィン・ベーコンの本物の囚人?と疑ってしまう演技に引き込まれます。たったの5ドルを盗んだだけで25年の刑期?無抵抗な囚人のアキレス腱を切る?本当に残酷な内容ですが、身体も心もボロボロになったヘンリーが、ジェームズと面会を重ね、話す内に人間らしさ、自分らしさを取り戻していく様子がうまく描写されています。境遇が全く違う二人。生まれ落ちた環境で同じ5ドルを盗んだことでも、罰が違う。友だちが欲しかったヘンリーには、ジェームズは唯一友だちに近い存在だったんだろうと思う。ジェームズの計らいで性体験のないヘンリーに、初体験をさせてあげるシーンには、友情を感じました。辛いことしかなかったヘンリーに、いい思いを少しでも…の思いやりです。泣ける場面や、心に刺さるセリフも、名演技の俳優たちならではなのかも知れません。

副所長のゲイリー・オールドマンの残忍な役柄も、見ものです。この人も、何を演じさせても上手い。

ショーシャンクのように、最後にスカッとする内容ではありませんが、観終わったあとに哀しみだけでなく、勇気ももらえる作品です。

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