【モリーズ・ゲーム】のあらすじと考察

4.0
モリーズゲーム映画

実在の人物モリー・ブルームの自叙伝『モリーズ・ゲーム』を原作とした伝記映画。
主人公モリー・ブルームをジェシカ・チャステインが演じる。
モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた予選最終戦で怪我を負い、アスリート生命を絶たれてしまう。そんな中、勤めていた会社のボスからポーカーゲームのアシスタントを頼まれる。ハリウッドスターや大企業の経営者など、セレブの集まるポーカーの華々しい世界に足を踏み入れたモリー。トップアスリートから一転、その世界では彼女を知らない者はいない高額ポーカーの主催者“ポーカー・プリンセス”と呼ばれるまでに上り詰めたモリーだったが…。

おすすめポイント

  •  おすすめポイント①:華々しいセレブ達のポーカーの世界観
  •  おすすめポイント②:男社会で生き抜くモリーの強さ
  •  おすすめポイント③:ジェシカ・チャステインの力強い演技に注目

こんな方におすすめ

20代、30代の女性(男性社会で生き抜く女性が主人公のため)、20代、30代のビジネスマン(主人公が若い経営者のため)

作品概要

  •  公開:2018年
  •  制作国:アメリカ合衆国
  •  上映時間:140分

キャスト

  • ジェシカ・チャステイン
  • イドリス・エルバ
  • ケビン・コスナー
  • マイケル・セラ
  • ブライアン・ダーシー・ジェームズ

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【モリーズ・ゲーム】のあらすじ(※ネタバレあり注意)

女子モーグル北米3位の記録を持つモリー・ブルーム(ジェシカ・チャステイン)は、心理学教授の厳格な父ラリー・ブルーム(ケビン・コスナー)の下、幼い頃から厳しいトレーニングを課せられながら練習を重ね、とうとうオリンピック候補まで上り詰めた。
しかし、2002年の冬季オリンピック出場をかけた予選最終戦で、重傷を負ってしまい、スキー選手の道を諦めざるを得なくなってしまう。法律家を目指し、法科大学院へ進む予定であった彼女だったが、オリンピック出場を逃したことから大学院への入学を1年延ばすことにする。

そこで彼女は、1年間ロサンゼルスに移住し、暖かい気候と若さを謳歌し、自分を見つめなおす日々を送ることにした。引っ越してすぐ、モリーはクラブで働き始め、そこで不動産業を営むディーン(ジェレミー・ストロング)と知り合いになった。不動産業に興味を持ったモリーは彼の事務所で働き始めることになる。その後、彼女はディーンの勧めで非合法の高額ポーカーゲームのアシスタントを頼まれる。そこで彼女が見たものは、ハリウッドスターや大企業の経営者など、有名人やセレブがプレイヤーとして名を連ねる華々しいポーカーゲームの世界だった。そして、彼らからのチップで途方もない金額を稼げることを知ったモリーは、1年間のバイトのつもりが、どんどんと深みにはまっていく…。

モリーはポーカーのことなど全く知らない初心者であったが、地道に努力と勉強を重ね、あっという間にコツを掴み、客にチップをかけさせるテクニックを磨いていった。
特に、儲かっている客をおだてる能力は随一と言っても過言ではないものだった。
ところが、チップを稼ぎ成功する彼女をよく思わなかったのがディーンである。
彼は自分の地位が脅かされていると感じ、モリーを解雇してしまう。

しかし、クビになったことは、その頃にはすっかりポーカーゲームに習熟していたモリーにとっては逆に好機となる。彼女は密かに練っていた計画を実行し、その才覚を生かすべく、26歳にして自身のポーカークラブ“モリーズ・ルーム”をオープンさせる。モリーにはディーラーとしての才覚だけでなく、経営者としての才覚も備わっていたのだ。
その後、ニューヨークに拠点を移し、モリーは持ち前の頭脳と決断力を武器に、人を騙すことなく500万ドルもの富を築き、栄華を極めた。しかし2012年、FBIに突然踏み込まれ、ゲームは閉鎖。モリーは全財産を没収されてしまう。

2014年、回顧録「モリーズ・ゲーム」を出版したモリーだったが、違法なゲームを主催した容疑でFBIに突然逮捕されてしまう。何人もの弁護士に断られたモリーだったが、無罪を勝ち取るためにもチャーリー・ジャフィー(イドリス・エルバ)に弁護を依頼する。最初は彼もモリーの弁護を断っていたが、モリーはこのときすでに、それを売れば富も名声も手に入るようなセレブ達の特ダネ情報をいくつも持っていた。しかし、モリーは決して彼らのプライベートなことを人には話さなかった。チャーリーはモリーと話し、彼女の人柄と内面を知るうちについに弁護を引き受ける決意をする。

そして、FBIから顧客情報を渡すかわりに財産を返却するとの交渉が持ち掛けられる。
それを拒めば、彼女の投獄は確実だった。
情報提供すればお金が手に入るのだ、とお金のないモリーを気にかけ、また、彼女の刑務所での身を案じ説得するチャーリーであったが、彼女は決して自分の信念を曲げず、口を閉ざした。モリーは自分の信念に従って、顧客の情報と彼らの子どもたちにまで及ぶ私生活でのリスクを守り抜くことに決めたのだ。
裁判では潔く自身を「有罪である」と罪を認めたモリーであったが、裁判では一転、モリーには無罪が言い渡される。

【モリーズ・ゲーム】の考察

一見晴れやかであるポーカーの世界が実はとても男社会であること、また自分の手の内を晒した途端に裏切られるような裏社会の本質を描いた作品の構成が見事でした。
男社会で毅然として生き抜くモリーの姿がとても力強く、格好よかったです。
また、登場する人物は高額ポーカーだけあってハリウッドスターや大企業の経営者、政治家など、セレブ達ばかりで、ポーカーの演出もとても華々しく、ポーカーを知らなくても、観ているだけで楽しめる映像でした。また、レオナルド・ディカプリオやベン・アフレックらのポーカー好きのセレブをモデルにしているそうで、モリーの見たリアルなセレブの世界感を感じることができました。

豪快なアクションシーンや分かりやすいストーリーを求める人には少し難しく感じる作品かもしれませんが、作中ではモリーが26歳にして経営者としてその頭脳や才能を活かし上り詰めていくシーンが、ポーカーや法律の専門用語、また知的で早口な話しぶりで表現されているので、若いビジネスマンに是非おすすめしたい作品です。

また、モリーを演じたジェシカ・チャステインの堂々とした力強い演技はもちろんですが、幼い頃からの父からの厳しい指導のトラウマに悩む女性としての繊細な演技も見事でした。
長年の確執を乗り越え、父の深い愛情を感じ、和解するシーンも見どころの一つです。
モーグルで培った、彼女の努力する姿勢や信念を曲げない芯の強さは、ぜひ見習いたいなと思いました。

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