法律を変えた映画【トガニ 幼き瞳の告発】。あらすじ&考察

5.0
トガニ映画

韓国映画の問題作【トガニ 幼き瞳の告発】を視聴。

事実に基づくストーリーであり、法律をも変えた作品です。

【トガニ 幼き瞳の告発】のおすすめポイント

  • おすすめポイント①:子役の演技がリアルすぎて心配になるくらい素晴らしい
  • おすすめポイント②: 悪役の大人たちが現実でも悪いやつなのではないかと思うくらい激しい演技力
  • おすすめポイント③:この映画によって韓国で『トガニ法』という法律ができたという事実。

こんな方におすすめ

社会派エンターテイメント作品であり、残虐なだけでなくストーリーの展開やメッセージ性がしっかりしているので、全ての映画好きな方に、一度見てほしい作品です。

作品概要

  • 公開:2011年
  • 制作国:韓国
  • 上映時間: 125分

キャスト

  • コン・ユ:カン・イノ
  • ソ・ユジン:チョン・ユミ
  • キム・ヨンドゥ:キム・ヒョンス
  • チョン・インソ: チン・ユリ
  • ペク・スンファン:チョン・ミンス

【トガニ 幼き瞳の告発】は、アマゾンプライムで無料で観れます。

【トガニ 幼き瞳の告発】のあらすじ(※ネタバレあり注意)

【虐待編】

新任教師として視聴覚障害の児童施設に赴任されたイノは、自分に向けられる児童たちの怯えるような眼差しを不審に思っていた。

ある日寮母が少女キム・ヨンドゥの頭を洗濯機に突っ込んで暴行しているところを目撃したが「ただのしつけよ」と言い捨てられる。病院に連れて行くと、性的虐待をされている事実もわかる。

その後も職員室でアザだらけになるほど殴られる児童を見かける。

イノはこの学校では校長を含めた教師たちが日常的に虐待をしていることを知ったが、この事実を咎める人はだれもいなかった。

イノは幼い娘を母親に預けてまでつかんだ教師の仕事を捨て切れず葛藤する。

しかし、教師にゴルフバッド片手に泣きながら引きずられていくミンスを見て吹っ切れる。自分に嘘はつかず教師たちと闘うことを決めたのだった。手元にあった鉢植えで教師の頭部を殴ったのである。

【裁判編】

イノは法の下訴えることにする。

子供たちは協力してくれる大人たちに涙ながらに虐待の事実を話す。しかし行政は何も対応してくれなかった。

そのタイミングで深刻な状態を見てテレビ局からの取材が入り、虐待の事実は明るみになった。

これにより教師たちと裁判で争うことになる。しかし校長は地元の名誉ある人物であり、被害者が「ろうあ者」だということが影響し、証言に信憑性があるかが論点になってしまうが、少女ヨンドゥが手話によって証言の信憑性を確かなものにした。

また、同時に校長が性的虐待のビデオテープを入手したため、イノは検事にその証拠を提出した。

これで教師たちに罰を与えられると喜んだイノ側ですが、校長は金と権力で少女ミンスの家族と示談をしてしまう。また、こちら側の検事にまで賄賂を渡し証拠も抹消されてしまった。それだけではない、韓国では裁判官になって初めての裁判を勝たせてあげるという暗黙のルールがあった。それらの為罪を問えない事態になり、あまりにも軽すぎる刑で終わってしまった。

【ラスト】

裁判の判決に絶望したミンスは釈放されたパク教師のもとに行き、ナイフで刺した。揉み合いになる二人は電車にひかれ死んでしまった。

その後、軽すぎる刑にデモが起きるが、警察官は水を放出し撤退を命じて喧噪の中、イノはただひとりミンスの遺影を持ち歩いていた。「この子の名前はミンスです。耳が聞こえません口も聞けません。ミンスのことを、どうか、忘れないでください。この子の名前は、、」と繰り返し訴えているのであった。警察に押さえつけられても、ミンスの遺影が踏まれようとも、繰り返し叫んだのだった。

【トガニ 幼き瞳の告発】の考察

ラストがつらすぎる方へ。

私も一緒です。

悲しいやんわりとした終わり方ですし、あまりにもリアルな虐待にョックを受けた方も多いと思います。しかしそれこそが狙いだと私は思います。

韓国では映画公開後、大反響があり2011年10月に子供への虐待の処罰に関する改定法

「トガニ法」という名で国会を通過し、法律が改正されたのです。

この映画のおかげで罰せられる汚い大人が増えたということ、未来ある少年少女たちが性暴力に合わずに済んだかもしれないこと。大いなる影響を与えた映画だということを覚えていてほしいです。

【トガニ 幼き瞳の告発】は、アマゾンプライムで無料で観れます。

みんなのレビュー

  1. 評価

    4.5

    キャストの演技力の高さがすごい、観ているこっちが怖かった。恋愛物のイメージ強いコン・ユだったが、演技の幅の広さにさらに好きになった。この映画によって、新たに法律ができたのが本当にすごいことだと思った。

  2. 評価

    5

    実話ベースに基づく過激なシーンがとてもリアルです。なんと言ってもコーヒープリンスのコン・ユが知的障害の子供達の学校の教論と言うのもまたイメージと違うので見物です。決してハッピーエンドと言う感じではありませんが、とても考えさせられるものがあります。

タイトルとURLをコピーしました